UVERworld UNSER TOUR
去年の年末にiPhoneにメモしていたものをもとに投稿します。
※注意※
これは、2019年に行われたUVERworldのニューアルバムツアー UNSER TOURに参戦し、その感想を完全主観かつオタク目線で書いたものなので、解釈の違いや表現に問題がある場合があります。
まず、ツアーのスケジュールは以下の通りでした。
11/23・11/24 セキスイハイムスーパーアリーナ グランディ・21(宮城)
12/3・12/4 大阪城ホール(大阪)
12/16 duo MUSIC EXCHANGE (東京): Warm-Up GIG
12/19・12/20 東京ドーム(東京): 20日 男祭り
12/24・12/25 神戸ワールド記念ホール(兵庫): Premium Live on Xmas
12/30・12/31 マリンメッセ福岡(福岡)
私は日にちが太字になっている公演に参戦しました。本当は全公演に足を運びたかったところでしたが、学校の授業との兼ね合いや金銭面、何よりチケットの争奪戦にことごとく敗北しました。しかし、一年に一公演しかいけなかった年もありますし、十分です。
見ていただければわかりますが、なかなか過密なスケジュールです。毎年のことですが、あのクオリティのライブをここまでの数こなすことがどれだけ凄いことか…。
10枚目の記念すべきアルバム「UNSER」を掲げたツアー。ファンとしてしっかりと見届けられたことをとても誇りに思います。
ツアーが始まった時には発売すらしていなかったアルバムも、ライブを重ねるたびに浸透して、ツアーファイナルへ向けて盛り上がりは加速度を増していくのを感じました。また、新曲が次々と披露される中で組み込まれるレアな過去曲たちが、UVERworldが辿ってきた歴史を再確認させると共に、止まらぬ躍進を更に感じさせてくれました。
※以下閲覧注意!!!クソオタによるTAKUYA∞さんへの愛が止まっておりません。
ツアーの後半戦は、7日間でドーム公演を含む5公演をこなし、4日後にはアリーナ公演を2デイズ。その中で酷使されるTAKUYA∞さんの喉は、きっと限界を迎えていただろうし、毎日が限界突破の日々だったと思います。
しかし彼はそれをある意味認めていなかった。一曲一曲、何一つ手を抜かず、妥協せず、心から歌い切り、私たちCrewに熱いメッセージを伝えてくれました。決して限界を感じさせないその姿勢は、彼にとっては当たり前のことで、どれだけ過酷な状況でも、彼はそれを幸せと呼べるほど、強くて、何よりUVERworldを愛しているのが伝わってきました。
しかし、そんな彼でもどうしても限界があって、やはり公演を重ねるほど声は出づらくなっていることを認めざるを得ない場面が目立つようになっていました。
しかし私は、仕方がない、というよりはむしろそんな彼の姿にどこか安心してしまいました。
今まで私の目に映る彼は、あまりにも強すぎて、見ていて少し不安になるほどでした。
以前にTAKUYA∞さんが、
「俺の長所は、強いところ。短所は、強すぎるところ。」
と言っていましたが、まさにその通りで、でも私はその強さに憧れて、支えられていました。
彼だって人間なのだから、弱さはある。分かっていたのに、どこかでそれを信じていない自分もいて、やっぱり彼は強いから、こんなに弱い自分とは別次元にいる存在だと思っていました。そんな彼にも、弱さがある。声が出ないことがある。涙を流すこともある。それが無性に嬉しかったのです。自分と同じ部分を持っていることに、安心しました。
この背中は、追いかけていいのだと思えました。
しかし彼の本当の強さは、この弱さを見せられることだと思います。人に弱さを見せられることは、ある種の強さで、「歌ってくれ」とマイクを観客席へと向けられることも、涙を流して「ありがとう」と伝えられることも、それは何も、弱いからではなく、ファンを信じられる強さがあるからだと。やはり彼は強い、強くて、優しいのです。
そんな彼が、1秒でも長く、ステージに立っていられる日々が続いて欲しい、そしてその姿を見ていたいと思いました。
そんなことを考えながら歌ったAFTER LIFEは、一層特別な思いが溢れ、隣のお兄さんたちのことなど微塵も気にせず、福岡で一人、号泣していた大晦日でした。